デジカメプリントで証明写真を作る

orz



デジカメプリントで証明写真を作ろう!

スピード写真以上、写真館未満の証明写真が、廉価で作れます。

写真館スピード写真デジカメプリント店頭セルフ家庭用プリンタ
手間写真館に出向く通勤・通学時撮影+編集撮影+編集+来店撮影+編集+印刷
営業時間ほぼ日中のみ初電〜終電?24時間OKプリントは営業時間24時間OK
写真写りカメラマン撮影下手すると犯罪者…撮影者の腕しだい (何度でも撮り直しが可能)
プリントプロ仕上げ機械の自動プロ仕上げ機械の自動プリンタ次第
料金2,000〜3,000円700〜800円10〜20円/枚
(別途、送料100円〜)
30〜50円/枚専用紙・インク実費
※パスポート用途では、貴金属を身につけているものや、メガネにフラッシュが反射したものは認められません。
 その他の証明写真でも、条件が厳しい場合があります。申請書類をよく確認してください。
※家庭用プリンタで印刷する場合は、専用紙を使用してください。コピー用紙などに印刷したものは、認められません。
 また、擦れたり濡れた場合に、汚れやすいことがありますのでご注意ください。

↓長い前置き
サイズ縦横比 (縦:横)
DSC-L版89mm×119mm1 : 1.337
( 3 : 4 )
L版 89mm×127mm1 : 1.427

一般的なデジカメ画像(DSCサイズ比)を、L版で印刷してしまうと。。。

DSC : 89mm×119mm
 L  : 89mm×127mm ※L版は横幅が8mm大きい!!
デジカメ画像(1:1.33)をL版(1:1.43)でプリントすると、比率が正しくありません。

(1) 画像データ全体をプリントする場合、横のデータが足りません
※写真の例では、横に8mm分がフチになります。(実際は両端4mmずつが 白フチ になるでしょう)
(2) 印画紙全体にプリントするには、上下の画像データを削ることで
 L版の比率に合わせます。
※写真の例では車体の下が削れてますが、縦の実寸は同じ89mmなのに印刷範囲は狭くなります。
 印画紙が同じなのに印刷対象となる範囲が狭くなるということは、拡大ズームしたということです。
 以下では、証明写真用にmm単位での計算をします。ので、致命的なミスになります!
結論:デジカメプリントは、DSC版を指定しましょう!
一眼レフなどの一部のデジカメは、35mm相当の比率な場合があります。プリント前に確認してください。
↑長い前置き

←完成イメージ
ここから、本題の証明写真作りです。

DSC版かL版の黒画像を作って 顔写真を貼り付ける−という方法をご紹介します。
●まず、お持ちのデジカメの画像サイズが、DSC or L を確認します。
写真の画像サイズの縦横サイズ比から計算できます。
例えば、2048×1576ピクセルなら2048÷1576≒1.33で、DSC となります。
※比率が約1.333であれば DSC で、約1.427であれば、L です。
●印画紙の比率に合わせて、黒ベタの画像を作成します。
・印画紙がDSCなら1600×1200/2048×1536などなど
・Lの場合は1600×1122/1712×1200/2048×1436などです。
※L版しかプリントできない等の理由がなければ、計算誤差や間違いがないよう、統一することを推奨します。
 フチ無し指定でプリントしますので、DSCとLの指定を間違うと、意図したサイズと異なります。(前置参照)
●無地の壁を背景に、写真撮影してください。
スピード写真と違いますから、気に入るまで何度も取り直しOKです。
☆良い写真を撮るワンポイント
・日中に間接光の屋内(か曇天の屋外)で撮影する ⇒フラッシュ近影は、スピード写真特有の影がでやすい
・フラッシュを使うなら、膝に白いハンカチ・アルミホイルを置いて取る ⇒レフ板の代わり
・壁に近づきすぎない ⇒壁に影ができないように
・三脚を推奨。無ければ、水平で安定したテーブルかダンボールで撮影 ⇒手ブレしないように!
・セルフタイマーより、親身になってくれる友人・家族に撮って貰う ⇒表情が硬くならない
●デジカメ付属の編集ソフトなどで微調整 (こだわりの有る人のみ)
・肌色や明るさや傾きなど、必要に応じて補正します。(この作業はオプショナルです)
※補正する場合は、切り抜き・縮小する前の段階で。縮小後だと粗が目立ちます。

●証明写真の比率で、顔の部分をトリミング(切り抜き)します。
・履歴書や情報処理試験なら40mm×30mmなので、縦4 : 横3 ( 1 : 0.75 )です。

●印刷サイズに合わせてサイズ変更(縮小)します。以下、縮小サイズの計算:
・DSC版用に1600×1200の黒ベタ画像を用意した場合、実寸(119mm×89mm)との比率
 横:1600÷119≒13.44、縦:1200÷89≒13.48  ⇒ 約13.46ピクセル/mm (約340dpi)
・実寸40mm×30mmに相当する画像のサイズ
 横:30×13.46≒404、縦:40×13.46≒538  ⇒ 404×538
※計算誤差や、カッターで切ること(切りしろ)を考慮して、若干大きめに。
 404×538ならば、419×558くらいが適当だと思います。(短辺に+1mm程度)
※プリンタ機種によっては、外側が自動でカットされます(写真のある中央が
 拡大されることになります)ので、適宜微調整をしてください。
(注) 店頭のセルフプリンタなど、外側を大幅(10%程)カットする機種がありました。
●あとは、黒ベタの画像に貼り付けるだけです。
向きを回転させて並べれば、1枚の印画紙で、数枚分プリント可能です。
(パスポートサイズのような大型で2枚、小型なら4枚以上)
●最後に、プリントです。
・必ずフチ無し指定! (フチがあると、その分だけ小さくなります)
・DSC と L とを間違えないように! (前置きを参照)

サイズ用途
30mm×30mm (1:1.000)実用英語技能検定(英検)、TOEFL
30mm×24mm (1:0.800)自動車運転免許
40mm×30mm (1:0.750)履歴書、情報処理技術者、TOEIC、ソムリエ
45mm×35mm (1:0.778)パスポート

画像編集ソフトは、デジカメの付録ソフト(LE版)、フリーソフトなどの選択肢があると思います。
切り抜き・縮小・回転くらいの機能しか必要ありませんので、OS付属のペイントでもOKです。

・黒ベタ画像の作成:[変形]-[キャンバスの色とサイズ] ⇒ 塗りつぶし
・切り抜き:範囲指定 ⇒ [編集]-[コピー] ⇒ [変形]-[キャンバスの色とサイズ]で極小指定 ⇒ [編集]-[貼り付け]
・縮小:[変形]-[伸縮と傾き]
・回転:[変形]-[反転と回転] 回転角を90度指定


■モドル 
2ちゃんねる関連リンク・2ちゃんねらオンリ検索エンジン